冷たいものを飲んだり、食べたりしたときに感じるあのキーンとする痛み。毎回ですからお辛いですよね。
そのお痛み、もしかしたら「知覚過敏症」かもしれません。
知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みのことです。特にむし歯や歯の神経の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。
☆原因☆
原因は主に6つ
これらが原因となり、知覚過敏が起こります。
知覚過敏の痛みは主に象牙出の露出が原因
象牙出の露出とは?
通常、象牙質はエナメル質に覆われており、痛みを感じることはありません。
極端に冷たいものなどではエナメル質の上からでも温度が内部の象牙質に伝わって、歯が痛みを感じることもあります。
しかし、上記に挙げたような理由で象牙質が露出すると、刺激が神経に伝達されやすくなり、知覚過敏が生じるようになります。
象牙質が内部の神経にまで刺激を伝えるのは、象牙質の中にある無数の小さな管状の構造物があることによります。
この小さな空隙は加齢などにより、少しずつ塞がってくることもあります。このような場合には知覚過敏は起きません。したがって象牙質が露出している時には必ず知覚過敏が起きるということではありません。
歯の根っこが露出し
象牙質がむき出しの状態
すり減って露出した
象牙質
酸性の飲み物の頻繁な接種で
生じた酸蝕歯
ティースメイト® ディセンシタイザー」<クラレノリタケデンタル(株)>は、リン酸カルシウム技術を用いた自己硬化型の知覚過敏抑制材です。
「ティースメイト® ディセンシタイザー」は、以下の使用用途における知覚過敏の抑制に使用可能です。
①歯ブラシ磨耗、歯肉後退、歯周炎、歯牙酸蝕等によって露出した象牙質の処置
②機械的歯面清掃、スケーリング、ルートプレーニング後の象牙質の処置
③漂白処置後の歯面の処置
④コンポジットレジン修復や補綴治療等における形成象牙質の処置
象牙質の処置をすることで、知覚過敏を抑制出来ます。