前橋市元総社町

あおなし歯科クリニック通信

~Vol.29~
部分入れ歯の必要性

部分入れ歯の必要性

総入れ歯の場合は、無いと食べ物を噛むことができないので、必要性を認識されいる方が多いと思います。
ただ、部分入れ歯の場合、その必要性を認識されていない方も少なくありません。

  • 他の歯が残っていれば、食事はできる
  • 片方どちらかの奥歯が残っていれば、残っている方で噛めば良い
  • 部分入れ歯を作ったけれど、違和感があって使っていない。

などの理由から使わなくなる方もいらっしゃいます。

これは実は大変まずい状況を引き起こしかねないのです。今回は部分入れ歯の必要性についてお話します。

部分入れ歯を使わずに
生活すると…

部分入れ歯をつかわず過ごすとどんなことが起こるかというと、下記のようなことが起こり得ます。

  • 失った歯の働きを補うために周りの歯に非常に大きな負担がかかり、結局数年後に他の歯まで失う事態がおこりやすい
  • 右を使い、左を使い、ダメになり、今度は前歯を酷使。結局全てが使えない状態になり総入れ歯に。
  • 歯がなくなって空いたスペースに歯の移動がおこる。(空いたスペースに向かって隣の歯が斜めに陥没して行く)
  • 歯並びが悪くなり、食べ物が詰まって虫歯や歯周病になりやすい。
  • 噛み合わせが悪くなる。

このような事態になってから治療を開始することも可能は可能ですが、動いてしまった歯を元に戻すには時間もかかります。たった1本抜けただけでも放置すれば歯を失ったり、噛み合わせを悪化させてしまうことを念頭において頂ければと思います。

部分入れ歯はお早めに…

全ての歯が使えなくなり、総入れ歯になってしまう…という事態を早めに予防する意味でも、歯がない状態で長くおられる患者さんがおられましたらどうぞお早めにご相談ください。

今の入れ歯が使いにくいなら、もっと良い入れ歯を探すという手段もあります。

今は入れ歯の技術もとても進んでいますから、きっと満足して毎日を過ごせる入れ歯のご提案が出来ると思います。

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