前橋市元総社町

あおなし歯科クリニック通信

~Vol.24~
痛いのに薬だけで
帰された…

すぐに治療をしない大事な理由がございます

「痛い!なんとかして!」とご来院されて

「今日は薬です」となるとほとんどの方は悲しいお顔でお帰りになります。

そして、お帰りになった後も残念ながらご自身の痛みのピークまでは痛みは続きます。

もちろん、すぐに直して差し上げたい気持ちは山々です。

しかし!治療をはじめて患部に刺激を与えてしまうと患者様によっては、あまりの痛みに

気絶する方もいます。気絶まではしなくても、痛みでうずくまり体をおこせないまま壁をつたいながらお帰りになります…。

どちらにしても痛いんです。

でも、治療すると、もっと痛いんです。

お痛みがひどい時は
応急処置

歯が痛い、何とかしてほしい!という気持ちは痛いほど分かります。

私たちも、患者さんの歯の痛みから少しでも開放してあげたい、早く治して差しあげたいという気持ちを毎回持っています。

ではなぜ、お薬だけでおかえり頂くのかというと、むし歯などで歯茎や根っこが腫れてしまっている状態で治療をすると、さらに悪化する可能性があるからです。

医師的判断で、まずは炎症を抑えてから適切な治療をするという選択をすることもあります。

  • 今、無理に治療を進めてしまうと、余計に腫れる危険がある
  • まずは炎症を抑える

ということを、あおなし歯科クリニックではしっかり説明し、炎症と痛みを抑えるお薬を処方しています。

どのくらい経てば
痛みは和らぎますか?

炎症止めや痛み止めをお飲みいただいても、

ご自身の痛みのピークまでは痛みが続きます。その後

神経が死んでしまい、痛みが和らぎます。

人それぞれではありますが、神経が死ぬまで、3日~4日くらいです。

神経が死ぬと痛みは和らぎますが、そのままにしておくのは良くありません。

このまま放置してしまうと、今度は歯を支える骨が壊れていってしまうことになりかねません。

炎症や痛みが和らいだら、再び歯科医院へ行くことをおすすめ致します。

いかがでしたでしょうか。今回は痛いのに薬だけ?をテーマに書きました。理由があってお薬のみでお帰りいただくこともございます。

一番良いのは、日頃から歯のケアや予防歯科を心がけて頂くと、「急にとても痛い・すごい痛い」を防ぐことができます。

日々を過ごす中で、もし万が一「急に痛い・辛い」がお有りの際は、ご相談ください。

あおなし歯科クリニックでは急患に随時対応しています。

まずは電話などで状況を説明していただき、ご来院くださいませ。

パソコン|モバイル
ページトップに戻る