前橋市元総社町

あおなし歯科クリニック通信

歯周病は様々な弊害をもたらします。

~Vol.32~
歯周病予防について

歯周病予防の基本は歯垢がつかないようにすることです。毎日の歯みがきや定期的な歯石除去が有効です。
しかし歯周病になった場合は歯科医師や歯科衛生士がもっと専門的に歯の清掃をしたりします。

今回は歯周病予防についてお話したいと思います。

 

歯周病の予防

群馬県抜歯原因調査(群馬県・群馬県歯科医師会)によると、抜歯の原因の8割が歯周病とう蝕であり、より早い年代から自分の歯を保つためにう蝕と歯周病予防対策を講ずる必要があると言われています。

上記のイラストのように、歯周病を起こす原因はプラーク(歯垢)です。このプラークとはバイキンだらけなのです。

歯周病は歯垢つまり細菌の固まりが歯ぐきの炎症を引き起こすことから始まります。口の中で細菌はバイオフィルムという薄い膜を作り歯に張りついています。バイオフィルムは薬品が効きにくいため、毎日のていねいな歯みがきや歯科医院での清掃がとても有効なのです。

歯石は歯の表面の石のようなものですが、ざらざらして内部にはすき間もあるためバイオフィルムができやすくなります。歯石は自分で取ることができないので定期的に歯科医院を受診して歯石を取ってもらうことが必要です。

歯周病になりやすい因子にも注意!

さらに歯周病になりやすくなる因子に気をつけることも必要です。例えば糖尿病のような全身疾患があると、身体の防御機構が低下し歯周病になりやすくなります。
たばこも歯周病を悪化させる重要な因子のひとつです。
口腔乾燥状態についても殺菌効果のある唾液が減少してしまうため、歯周病の危険が高まりますので注意が必要です。

糖尿病などは歯周病に繋がりやすい

禁煙を心がけましょう

いかがでしたでしょうか?

日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病(37%)となっており、歯周病罹患率は15-24歳が20% 、25-34歳で30% 、35-44歳で40%、 45-54歳は50%、そして55歳以上は55-60%という割合になっています。
「私はきちんと歯磨きしているし、大丈夫!」と思っていても、年齢があがるほど罹患率も増えています。

  1. 朝起きたときに、口のなかがネバネバする。
  2. 歯みがきのときに出血する。
  3. 硬いものが噛みにくい。
  4. 口臭が気になる。
  5. 歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。
  6. 歯がグラグラする。

など、気になる症状がございましたら、前橋市のあおなし歯科クリニックまでご相談ください。

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