あおなし歯科クリニック通信

お答えとして、エステサロンで歯のホワイトニングを行うには

セルフホワイトニング店でなければなりません。

理由は歯科医師や歯科衛生士でなければ、口に手を触れたり、口の中に手を入れたりする行為ができないからです。

無資格でお客様の口に手を触れると、歯科医師法という法律に抵触することになりますので注意が必要です。

お客様自身が自分で口の中を触れたり、サロンで取り扱ったりしている機械に触れるのは問題ありません。

エステサロンで「歯のセルフホワイトニング」をするという、行為自体はOKです。

サロン側は薬剤や照射用のライトのみを提供して、お客様自身がホワイトニングするというスタイルにしているのです。

歯科医院で行うホワイトニングの場合、薬剤は過酸化水素水を主成分にしている医薬品を利用するケースが多いです。

医薬品ですので、高いホワイトニング効果が期待できます。

エステサロンでのホワイトニング剤は、重曹のような食品添加物でも認められているような物を主成分として利用しています。

それはなぜかというと、万が一、口に入っても害が少ない成分ですので、健康被害などを起こしづらいからです。

歯科医が取り扱う歯のホワイトニングは歯をより白くすることにアプローチしていることに対し、エステサロンのホワイトニングは「歯の汚れを落として、歯が持っている本来の白さを取り戻す」という成分となっています。

一度歯科医院でマウスピースの作成と薬剤の処方を受ければ、自分のタイミングでいつでもできることです。そのためご家庭の用事や仕事が忙しくて歯医者に通えないという方に人気があります。

また、オフィスホワイトニングと比べて色素の分解が細かくなるため、色持ちが良いと言う点がメリットもあります。ゆっくり時間を掛けて白くすることで、歯の表面荒れも抑えることができ、透明感のある自然な仕上がりになります。

それと何と言っても、ホワイトニングだけではなく、来院時、虫歯のチェック、歯のお掃除、アフターケアの確認までできるということが、歯科医院でホワイトニングを行う最大のメリットではないでしょうか。