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【プロケア+定期検診+セルフケア】の予防歯科が得意な歯医者です。
虫歯になりにくい強い歯を作りましょう！

【診療科目】一般歯科・歯周病治療・予防歯科・小児歯科

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前橋市元総社町

あおなし歯科クリニック通信

~Vol.53~
季節によって変わる！？
「夏の歯」「冬の歯」

今年の夏は本当に暑かったですね。そんな夏もあっという間に過ぎ去り、気がつけば秋の気配。年末もすぐそこに迫っていて、時間の早さに驚かされます。季節の移ろいとともに、私たちの体調や生活リズムが変わるように、実は歯やお口の環境も季節ごとに違いがあるのをご存じでしょうか。

今回は「夏の歯」「冬の歯」という少しユニークな切り口で、季節ごとに気をつけたい口腔ケアについてご紹介します。

1. 夏の歯：冷たい刺激と水分不足がリスクに

夏は冷たい飲み物やアイス、かき氷を口にする機会が増えます。知覚過敏を抱えている方は、キーンと歯がしみる不快感に悩まされることも少なくありません。また、発汗によって体内の水分が失われると、唾液の分泌量が減少し、口腔内の自浄作用が低下します。その結果、虫歯や口臭が起こりやすくなります。

さらに、夏は屋外でのスポーツやレジャーの機会も多く、転倒や接触による歯の外傷リスクも高まります。

夏に意識したいケアポイント

こまめな水分補給で口の中を潤す
冷たいものの摂りすぎを控える
フッ素入り歯磨き粉で歯質を強化
万一、歯をぶつけたら早めの歯科受診

2.冬の歯：寒さと乾燥が大敵

一方で冬は、冷たい外気に触れることで歯がしみやすくなります。※特に歯ぐきが下がっている方は、象牙質が露出して敏感になりやすいため注意が必要です。また、冬は空気が乾燥し、さらに暖房を使用することで口の中も乾きやすくなります。唾液量が減ると細菌が増えやすくなり、口臭や虫歯、歯周病のリスクが高まります。

さらに年末年始はお菓子やアルコールを摂る機会が増えるため、砂糖や酸の影響で虫歯が進行しやすい時期でもあります。

冬に意識したいケアポイント

加湿器やマスクを活用し、口腔内の乾燥を防ぐ
歯ぐきの出血や腫れがあれば放置せず早めに受診
甘いものやお酒を口にした後はていねいにブラッシング
就寝前の歯磨き＋フロスで口腔内を清潔に

※特に歯ぐきが下がっている方は、象牙質が露出して敏感になりやすいとは？

歯は「エナメル質」で覆われていて、この部分は硬くて冷たいものや熱いものに対して強いです。しかし、歯ぐきが下がると本来歯ぐきの中に隠れている「歯の根元」部分が表面に出てきます。この根元部分は「象牙質（ぞうげしつ）」という組織で、エナメル質よりも柔らかく、刺激に敏感です。

象牙質が露出すると何が起こる？

冷たい水や風で「キーン」としみる
歯ブラシが当たると痛みを感じる
虫歯にもなりやすくなる

これがいわゆる知覚過敏の状態です。もし思い当たる症状があったら、お気軽にご相談くださいね。

3. 季節ごとのケアで一年を通じて健康な歯を

「夏の歯」「冬の歯」という表現はユニークですが、実際には季節ごとに歯やお口の状態は変化しています。そのため、年間を通じて同じケアをするのではなく、季節ごとの工夫を取り入れることが健康維持のポイントです。

夏は「冷たい刺激」と「水分不足」への対策
冬は「寒さ」と「乾燥」への対策

を心がけることで、一年を通じて快適に過ごすことができます。

当院では、季節ごとの口腔トラブルに合わせたアドバイスや治療を行っております。「冷たいものがしみる」「歯ぐきが腫れる」「口臭が気になる」など、季節によって感じる小さな違和感も放置せずにご相談ください。地域の皆さまの歯の健康を守るパートナーとして、あおなし歯科クリニックが一年を通じてサポートいたします。歯やお口のお悩みがありましたら、ぜひお気軽に前橋市元総社町のあおなし歯科クリニックまでご相談ください。